ドライバー製作からスタートする方法

ドライバーを「何とかして欲しい~~」という依頼は、以前に比べて少なくなったものの、切れ目なくお申し出いただいております。
ゴルフクラブの土台となる「アイアンセットから製作、調整するのが望ましい」と訴える事にしていますが、ご要望に応じてドライバー製作がスタートとなる方もいます。

ドライバーの製作依頼される方の大半は、現状に満足できず、もっと良い物を探すお話が多くあります。
その中には、「今でも十分満足しているんだが、もっと良いのがないかな?」と言ってくる方もいます。
ゴルファーの向上心は凄いですね!!

しかたなく?!喜んで!?ドライバーからの製作依頼を受ける場合は・・・
まず、「真っ直ぐに遠くに飛ばなくても責任は持ちませんよ!!」と、言います。(冗談で・・・)

最初に、今のドライバーの不満を尋ね、それから計測させて頂きます。
次に、ドライバー以外のクラブの中から、調子がよくて気に入って使用しているクラブを2本ほど(FWやUTやアイアン)計測させて頂くか、このクラブだけは手放せない!というくらいに気に入っている1本を計測させて頂きます。

例えば、不満があるドライバーが(A)
お気に入りの1本のFWが(B)である場合は・・・

  FP
mm
フェース角
リアルロフト角
ライ角
重心角
長さ
インチ
バランス 振動数
cpm
重量
g
(A) 20.5 +1.0 12.5 60.0 25.0 45.0 D1.0 235 305.0
(B) 17.0 -0.5 15.0 59.0 22.0 43.0 D1.5 270 340.0

計測数値を見て、下記のようなコメントします。

(B)がティーショット以外の場合でも上手く真っ直ぐに打てているのでしたら、(A)は右も左も行くし、球が上がり過ぎてランがなく飛ばないでしょう!
特に、真っ直ぐから、右に飛んでいく球はとんでもなく
高い球で、アゲンストで低い球を打とうとすれば、左にチーピン球が出るでしょう!
15度のFWが打てるのであれば、ドライバーはフェース角±0.0でリアルロフトは10.5前後あたりが良いでしょう!

バランス、長さ、ライ角、重心角は特に問題ないでしょうが、
振動数は20cpm、重量は20gくらいの数値をアップさせても良いでしょう!
ずばり、シャフト交換は必要になります。
ヘッドはネックの穴を開けなおし、シャフトの挿し方次第では(B)と相性の良くなるドライバーに変わるかもしれません!?

できれば、良いアングル(角度)のものにヘッドも交換されても良いでしょう!
その際に、FP値も少なめも18mmくらいにすれば球も低くできるでしょう!

これは一例に過ぎませんが、ドライバーに近い長さで気に入ったものがあれば、それを基準にドライバーを選ぶ事も可能なのです。