もしも、打ち方の指導者になったなら・・・

 先日、女性の方が、パターのシャフトをカットしに来店されました。

 カットした場合にどのような状態になり、メリットもあれば、デメリットもあるという事などを話しました。

 確かに、手の位置からすると長かったので、バランス調整も兼ね、短くカットする事にしました。

 話を聞いてみると、「トッププロの多くは、短く持っている・・・。」とテレビや雑誌で言っていたから・・・との事でした・・・?

 その後、クラブの数値などの事を、いつもの調子で話していると、興味深く質問して頂いたので、さらに、深く話をさせて頂く事が出来ました。

 「へぇ~そうなんだ~そんな話聞いたこと無い・・・。」と様々な話に納得して頂けた様子で、「実は、何年もレッスンを習っているのですが、全然上達しないのです。ひょっとしてクラブが合っていないのでしょうか・・?」と笑いながらも、ご自身の道具に疑問を持った様子でした。

 さらに、私は、「レッスンプロの方は、クラブの事は何か言いませんか・・・?」と質問すると、

 「先生からは、クラブは真っ直ぐに飛ぶように造られているから・・・。」

 と聞かされているようでした。

 「お持ちのクラブは・・・?」と質問してみると、

 「先生の進めで、○○社の市販品です。」と・・・

クラフトマンの役目は スイングとクラブ(道具)の関係、クラブ(道具)がスイングに与える影響を理解された人に指導されると、上達も早いのではないでしょうか・・・?
 
 「もっと、フックに握ってください!」と言われたけれど、
 
 グリップがスライスに装着されている・・・。
 
 「手で振らず、体全体でユックリしたリズムで振りましょう~」と言われたけど、

 身長180cm、体重90kgで、軽量のカーボンシャフトを使用・・・。

 「7番も8番も同じ様に振れば真っ直ぐに飛ぶようになっているから~」と言われたけれど、7番のライ角が62度で8番が61.5度と、短いのにフラット・・・。

 指導者(レッスンプロ)と生徒のこの様な関係は以外にも多く存在するのではないかと考えます!

 この方のように、「間違った道具が、間違ったスイングを造る!」といったことに、何年もの間、気付く機会にめぐり合わなかった事は、運が悪かったのでしょうか・・・?

 もしも、打ち方の指導者になったなら、きっと私は、
「間違った道具が、間違ったスイングを造る!」と話し始めるのではないでしょうか・・・?